第25章 それぞれの関係性と、進展(しんてん)
カナヲとペアルックのを着せたり
各隊員のペアルックを着せたり
勿論、柱達のは最初に着せた
が、実弥のは露出が多過ぎる為、ピン等で固定して撮影に勤しんだ
ちなみに奮闘記…
奮闘中には病室をこっそり脱出し
罠(虎挟み、猛獣用)に掛かるということがありました
しのぶの幼い日の写真で
満面の笑みを浮かべるそれに、恵土は惚気切っていたそうです
でれっでれに頬を赤らめながら、満面の笑みで写真を汚さないよう擦り寄っていました
恵土「^^」にこにこにこにこ
しのぶ「あげましょうか?^^」にっこり
はっ!!瞠目
ばっ!!しのぶを見やる
しのぶ「いいですよ?←困ったように微笑する
貴方なら…
大事にしてくれるなら
恵土「しのぶが一番だよおおおおおお!!」はぐううううううっ!!しがみつく
ならなんで写真に釣られるんでしょうか…
なんて思ったことは、口に出さずにいるしのぶである
それは十二鬼月討滅前での入院生活においてもやっており、何回引っ掛かっても引っ掛かったそうです(しのぶが好き過ぎて)
更に言うと、思考回路が幼児化している為、衝動的に動くのは尚更だったのだとか
初対面時、しのぶは恵土のことを、とても誠実な方なのだなと思ったそうです
同年代でも小さく、そこまで運動能力も高くない為
そんなに小さいのに無理だとか、反対されることを覚悟していたとか
しかし――恵土本人は当時、「それがお前の意志なら尊重する」「お前の決めたことなら、お前が投げ出すまで面倒見るよ」とその場でその時に即決して言い切っており、最後まで一貫していたことから…段々と心惹かれてゆき、憧れと共に恋心を抱いていたそうです
柱が忙しいこと、忙殺されていることは、行冥の所へ身を寄せていた折に既に知っており
ただでさえ3日間昏睡した後ということもあり、機能回復訓練も兼ねての修練と稽古と知った折は驚きを隠せずにいたそうです
本調子でなくてこれなら
本調子なら…どれだけ……
もしかして……回復を遅れさせて(回復の邪魔になって)しまってる?
そう不安に駆られるしのぶに
恵土「お前のお蔭で大事なことに気付けた、ありがとうな^^
もっと理解を深めることが出来たよ
お前が身に付けたら…きっと凄く強くなるぞ^^
柱随一だって夢じゃない!」拳を上げる
しのぶ「…//」目を細め微笑する
