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化身来華【鬼滅の刃】

第21章 創傷(そうしょう)





その日(12月1日)
朝から鎹鴉が各所へ向けて飛び回り、恵土が昏睡状態から目を覚ましたと伝達された

聞いた時の反応集
あるものは修行を切り上げて走り出し(無一郎が南の山の川の側で木刀を投げ捨てて駆け付ける為に走り出す)
またあるものは手合わせ中に掛かる叫び声に一瞬固まってから手引き(しのぶが作った)を手に持って見舞いに駆け付け(蜜璃が本を手に小芭内と走る)
実弥と天元に至っては滝の下で修練(滝行)していたことで、滝の上を走り駆け上がってそのまま蝶屋敷へ来た(流石に息が切れていた)
義勇は休憩も兼ねて縁亭で一息ついて幸せそうな顔で鮭大根を食べていた時で、日持ちのする恵土の好きな料理を頼みまくり山程の袋詰めされた手料理を持った(両腕に抱え前が見えない)まま蝶屋敷へ走っていた
行冥と杏寿郎は力比べをしており、よもや!!と叫ぶや否や杏寿郎は手を離さずそのまま引き摺り倒す勢いで蝶屋敷へ向けて一目散に走り出していた(行冥はされるがままだった)

8時40分に一度起き、薬を投与して寝てから後
8時45分にお館様に、8時50分に柱達へ伝達された
9時頃に再び恵土は目を覚まし、その頃には柱全員が集結していた


しのぶ「まだ寝ていて大丈夫ですよ?」心配そうに見つめる
恵土「……(にこお)←安堵したような、嬉しそうな笑み
だっこ、きす」甘えるように両手を微かに上げる
しのぶ「もおっ」くす
困ったような、はにかんだような顔でしようとした直後

どたたたたたたたたたたた
『ん?』
ばあんっ!!!
息を切らした柱達が一斉に駆け付けていた

『大丈夫か!!?』
杏寿郎「目覚めたと聞いたぞ!!」
天元「後遺症はねえか!!?」
小芭内「お前達押すな」じと目
アオイ「困ります!!
まだ話せる状態じゃありません!!安静にしてないと!!」
『……済まん;/済みません;』

また二人きりの時にしたそうです
カナエは柱達より一足先に診察も兼ねて訪れており、額を撫でられ穏やかに笑い合っておりました


童磨の分体
血鬼術で出来ており
頸を斬り落とせば死んで消えるが完全に死ぬまでには時間が掛かり
目にも神里眼にも視えない大きさの分体に散り散りになり、吸う息と共に体内に潜り込んで身体の内から攻撃するもの
本体が死んでも死ぬまで時間が掛かる

化身の光も擦り抜ける
無効化には血鬼術を無力化する毒が必須


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