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化身来華【鬼滅の刃】

第18章 夏祭り(なつまつり)





その後…やり方を教わった結果
やり直しを要求し、恵土が許可したことで
皆が皆、全集中の呼吸・常中極みを会得することが出来、一様に膂力も何もかもが飛躍的に跳ね上がることに成功した


ちなみに恵土がこれを会得したのは8歳になったばかりの頃であり
試していたら出来たとのこと


心肺機能、身体能力が大幅に、爆発的に向上、これまでの向上作用を二乗するほどに…

それに伴い…地を割り天を割り海を割ることが可能となったという、素で(光も神の力も無しに)


身体能力は以前話した通りだが
それは呼吸を一般人に合わせた際の結果である

呼吸は常に常時極みを使っている為、余程のことでも無い限りは不覚を取ることは無い
修行中は皆に合わせていた

痕跡を残すは二流!
跡も残さず、地面も何も壊さず、相手のみ仕留めてこそ一流なり!
その教えが基盤となっている

その為…相手や物に合わせての力加減は、最大必須事項となっている


無惨に刺された折には使えておらず
無惨へ放った一撃の折には文字通り高次元の極みを使えていた

耀哉曰く
神の力も合わさった結果、神の御業へと昇華したのだろうとのこと


極み習得の為の修練は既に織り込み済みなのだが…
安全性が確認されておらず、そもそもが修行から逃げ出す者が続出し、後を絶たない為…断念していました


その為…恵土による15m瓢箪割りは
夏祭りでの見世物、風物詩となっていた……

口元の大きさは従来と同じになるよう、里の皆が頑張ってくれました

それへのお礼も兼ねてとのことで
花火の前には必ず毎年やってます

恵土「えへへ^^//」後ろ頭を掻く


しかし近年――
諦めず食らいつき続ける愛弟子(しのぶ)を得、それに続く弟子達も現れたことで…
極みの常中を指南することを考え出し、最初にしのぶに全て伝えておりました

しかし…しのぶでも身に付けるのが至難の技で……コツを掴むのにかなり時間が掛かったとのこと…


しのぶ「師匠…コツって…何かないんですか?」ぜえっぜえっ酸欠中

恵土「ん?
う〜ん……

気合と根性!!
しのぶ「根性論じゃないですか!!」

恵土「諦めないこと!!
しのぶ「当たり前のことでしょう!!?」

恵土「既に基盤は出来てるから大丈夫!!!」ぐっ!!!
しのぶ「そういう問題じゃない!!!」瞑目

直後
酸欠で卒倒し気絶した


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