第18章 夏祭り(なつまつり)
しのぶから嫉妬だと指摘され、よくよく考えるように言い渡された折
考えれば考えるほど思い当たる節があり、死ぬほど痛感する外無かったそうです
司会「さあ花火前の真骨頂!!
15m級瓢箪(ひょうたん)!
縁の里特製!かったい瓢箪!
高さ20mから落としても無傷!!
体重100kgを超える人が乗っても大丈夫!!
さあ!これを破れる人はいるのかああああああ!!!><」
恵土「はーい!!(挙手)
やるやる!やりまーす!!」キラキラ心底楽し気←屈託の無い笑み
やりたいオーラ満載のそれに…
司会者は滝のように冷や汗を流していた
司会「あ…お頭が破れるのは皆(みんな)知ってるので、一番最後でお願いします」
恵土「はーい」
天元「可愛いな…」ぽつり
司会「やる人は挙手お願いします!!」
小芭内「中々に手強そうだな…」
蜜璃「面白そう…
私やってみようかしら!
はい!」挙手
司会「はい!それではどうぞ!!」
一吹き勝負とデカデカと記載された看板を掲げながら
静かに号令があげられ、それと同時に蜜璃は息を吹き込んだ
ピシッ!!←ヒビ一箇所
司会「おおっと残念!
ヒビ一つ!
次は誰だぁ!?」
行冥「私が行こう
南無…」
司会「惜しい!
ヒビ一箇所、大!(一番深く大きい)」
小芭内「次は俺が行こう
甘露寺の仇は俺が打つ!」
蜜璃「伊黒さん//」ぽっ
司会「中で軋み数箇所
なんと!次々と挙手が上がりましたが…
風月流真月流の門派の方々!
柱勢揃いだぁああああ!!」拳を振り上げる
『わああああああああ!!&おおおおおおおお!!』諸手を上げる
しのぶ「皆参加してたみたいですね…
夏祭り」
天元「負けねえぞ!」
実弥「上等だ掛かってこいや!」
しのぶ「やり方は既に教わっている…
後は……出し切るだけ!)←真剣な表情で壇上の椅子に腰掛ける恵土を見る
…師匠」
恵土「?」
しのぶ「見ていて下さい…
必ず割りますから
それと……」
恵土「ん?」
しのぶ「…………
割れたら…結婚して下さい」
恵土「いつでもいいぞ!^^」
壇上の皆『!!!?』愕然
しのぶ「割ってから答えて下さい!!(この人は!!」瞑目もおっ!!
結果一覧
天元、不発
天元「ほんとにこれ破れる人いるのか?」
恵土「はーい!(挙手)
います!ここです!」キラーン!親指上げる
