第18章 夏祭り(なつまつり)
大食い選手権中…
小芭内「甘露寺にねだるより参加しろ」こつん←軽く殴る
鏑丸「シャー」こくこく
恵土「だってもう締め切り終わってるんだもん!!!!;」半泣き
喚き狂うそれに…
一番動揺していたのは……
炭治郎であった………
炭治郎(父さんから一本取った恵土さんが
ヒノカミ神楽を一日で身に付けてそのまま一晩一緒に舞いながら父さんとぶつけ合わせてた恵土さんが
そのまま『透き通る世界』で一緒に剣を一日中交え続けた恵土さんが
たった三日で完璧に身に付けて、たった二日で父さんを病弱から丈夫(細マッチョ)に変えてくれた恵土さんが
それでも一度も息を荒らさず、落ち着いて過ごしていた、笑って接してくれた恵土さんが…!!?(わなわな震え愕然)
目茶苦茶取り乱してる!!!?)
驚愕のあまり大口を開けて固まるそれに…
カナヲは首を傾げるばかりでした
炭治郎はめっちゃ困惑してました
炭治郎にとって恵土は恩人でした
余命を父も目処は付けており、死期が近々(一年半以内)だと感じていたとのこと
当時、恵土が貰うばかりではと、恵土が自力で編み出した新たな境地も教えて伝えており、その礼にと助言(全ての呼吸、全ての技を同時にすること)を賜りました
再会時には炭十郎さんは完璧に身に付けており、その確認もあっての木刀での刃を交える行為でした
それに伴い、更に丈夫になっていたそうです
炭治郎「すっごい美味しいいいい!!//」キラキラ微笑
頬がとろけ落ちそうでした
炭治郎「えっとこれは六太に、これは」ぶつぶつ
お持ち帰りが山になったのは言うまでも無かったとか
カナヲも付き合っていました
ちなみに鏑丸が手に入れた景品は、鏑丸の好物
鳥の唐揚げでした
衣も凄く絶品なのです
味も程よく、芯まで染み渡っており、凄まじく美味しいのだとか……
勿論…縁亭での屋台でもありました
個数制限は無しとのことで…
ですが…
蜜璃が食べた分は1食分程度に収まっていました
質も良く、量も沢山食べたこともあり、1食分で精一杯とのことです
小芭内「遠慮してるのならもう少し取っても」
蜜璃「十分沢山食べたの!もうお腹も心も一杯なの!><」
小芭内「そうか…(ほっ、安堵)
それなら良かった」微笑
蜜璃(きゃー!!…伊黒さん好きいいいい!!><///)
内心では好意も恋も大爆発していました
