第16章 小芭内との日常(にちじょう)
その言葉にカナヲは頷き…
全てのお手玉を取り切ってみせた、それも空中で
恵土姉さんより動きが読みやすい
カナエ姉さんも一緒ぐらい
その後…小芭内もやることになり、どっこいどっこいであることが証明された
しのぶ「たとえ目が良くて動けても、戦えなければ身を守れないの!
だから大人しく師匠の回復を待って!!」
恵土「恵土呼びは?」くすん←2度目を期待してた
しのぶ「兎も角!!
どうしてもやって欲しいなら!伊黒さんに修練をつけてもらってからにしなさい!!」
カナヲ「わかった、やります」
淡々と即答するや否や、案内して下さいとカナヲから切り出された
小芭内「おい待て胡蝶
確かに俺は休みだが…」
しのぶ「じゃあ一生治らなくていいの?
後遺症が残って、引退することになってもいいの?」
小芭内「それは…困るが……←視線を泳がせる、女性が苦手
しのぶ「一応引退扱いだけれどまだ仮なの
今回の結果次第で決まるから!
完全に回復させたいから…お願いします!!」深々お辞儀
小芭内「………
(溜息)
心得た、なるべく長く教えるつもりで行く」瞑目
しのぶ「ありがとうございます!!//」ぱあっ!!←心底安堵し笑みを浮かべる
恵土「どうせなら蜜璃もどうだ?
ちょうどいい復習にもなるし
夫婦で子育ての予行練習と思って
小芭内「貴様は余計なことしか言えない病にでも掛かっているのか!
しのぶ「伊黒さん済みません、そればかりは治せません(遠い目)
小芭内「知ってる
お前が気負う必要は無い
だが甘露寺を誘う件は賛成だ
復習も兼ねて一度堪能してこよう」
その結果…
1日で免許皆伝して(見舞いは朝のことでその内に着いて始めた、恵土の御屋敷に泊まった)
1日掛けて帰ってきた(縁亭の料理を気に入り、皆で食べる分と炭治郎達へ送る分を買ってきた)
しのぶ「なんで二日しかもたないんですかあああああああああああ!!!」瞑目、断末魔
小芭内「鋭意努力はした…済まん;」
結果として……
柱も含む全ての弟子達にやらせてみせた結果…
カナヲは難無く全てを見切り取るという荒業を容易くやってのけていた
しのぶ(まさか12歳で身に付けるなんて!!)
恵土「お前は11歳だっただろうが身に付けたの」じと目
しのぶ「はっ!)そうだった…」
恵土「お前以上の成長速度は無いから安心しろ」微笑
