第15章 カナヲとの日々(ひび)
しのぶ「師匠!何やってるんですか!!!?
恵土「いや…だって、折角休みを作って
しのぶ「緊急だって書いてあるじゃないですか!!?
どうするんですかこれ!!?蝶屋敷の庭石になんてことを
蒼榮「すまん;」
しのぶ「蒼榮には言ってない!!
大方師匠が行きたくないって駄々をこねたせいでしょ!!?
いいですか!!?
物事には序列というものがあって!」
がみがみがみがみ
くどくどくどくど
カナエ「大変ねえ^^;」
しのぶ「姉さんも笑ってないで止める!!!・・」
恵土だけでなく、カナエもその場に正座して説教を受け続けていた…
カナヲは静かに、聞き入っているのかもわからない様相でその場に留まっていた
結果…泣きながら任務に行くことを了承した
しのぶ「なにも泣かなくても;」
恵土「だって二週間全日任務で埋まっててっ
だから頑張ってえ、その二週間分を全部三日に収めてえ
なのにっ、なのにいいいい
一緒遊ぼうって
童心返ったみたいで私も楽しくって
しのぶもそうだったらなって
好きなんだもおおおおおん」わあああああん
しのぶ「………;
気持ちは分かったから!//
任務から帰ってからにしましょう!!」嬉しいけれど複雑
恵土「わああああああんっ」だきいっ!ひしいっ!!
しのぶ「もお(溜息)←困った顔で頭を撫でる
落ち着いたら任務に行って下さいね?
恵土「うんんんんんっ」
しのぶ「終わったら遊びに付き合いますから
恵土「大好きいいいいいい」
しのぶ「私もですよ、もお」嘆息、くす(微笑)
どっちが年上なんだか
といった雰囲気で返す中
カナエ「ふふふふふふふふ^^」
満面の笑みでそれを見つめるカナエと微動だにしないカナヲであった
しのぶ「またねって言ったわこの子!姉さん!」
お昼の見送り時驚いていました
その日の晩、早々に任務を終わらせて訪れ、散々遊び倒して帰ろうとした折…
もう帰るの?といった顔でカナヲに裾を握って引き留められ、抱き締めてそのまま一泊した
引き留めたら怒られそうと思ってお昼は出来なかったけれど、任務を終えたならいいよね
と考えてのことだったそうです
その晩…いつも寝ているしのぶとのみではなくカナヲと共に寝たそうです
カナヲ(この人といると…
なんでか、とても安心する
お母さんみたい)うと
一緒にいる折、安心感を抱いていたようです
