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化身来華【鬼滅の刃】

第15章 カナヲとの日々(ひび)





光速のやり取り…
跳弾を利用するお手玉やお弾きとは異なり…

八つある湯飲みを縦横無尽に取り合い、防ぎ合い、お互い互角の勝負が付かないそれを続けておりました


カナヲはそれに興味津々で(カナヲの目でも全く見えず見切れないから)
瞬間時速4000kmを超えているからか、風等の余波も凄まじく(その場にある埃や塵を上空に巻き起こしていた)…

時間が経てば経つほど、よく見ようとカナヲが間近に迫る為……


アオイ「あと一分で終わりにしましょう!!
あと一分!!聞いてますか二人共!!?

カナヲ危ない!離れて!!」
カナヲ「いやだ」きっぱり
初めて発する言葉は誰の耳にも入ることも無く…

しゅばばばばばばばばばばばば
音を置き去りにする光速の余波による爆風の音に掻き消されていた……;


5月20日は3人(恵土としのぶとカナヲ)で遊び倒しました
カナエが蝶屋敷の治療(医師と薬剤師)、アオイも途中まで遊んでから治療の手伝い(洗濯や物干しや看護)に戻りました

そして…


5月23日
必死に作った休み

怒涛の任務に継ぐ任務

それらを薙ぎ倒し、全てを済ませ…
やっとの思いで休日を作り、休日もといカナヲと遊び倒そうとしていた……


蝶屋敷にてカナエとカナヲに会い
早速遊ぼうとしていた折

蒼榮「恵土!任務!任務!!
緊急!!緊急!!
恵土「やかましい!邪魔してくんじゃねえ!!」

カナエ「あらあら…
多分急ぎの用件じゃないかしら?」頬を手に当て見つめ

蒼榮「今晩任務!今晩任務!
浅草!浅草!光でも十数分掛かる!!」
恵土「邪魔してんじゃねええええ!!・・」かっ!!

こちとら必死の思いで休み作ったんだよおおおお!!
折角の休み帳消しにされて堪るかあああああ!!!
そう怒涛の如く叫ぶや否や反論


蒼榮「今晩出立!今晩出立!!
間に合わないぞ!!」
恵土「今日は休み!!!
蒼榮「任務!!!
恵土「休みぃ!!」
蒼榮「任務ぅ!!」
恵土「休みい!!」
蒼榮「任務う!!」
恵土「休みいいいいいいいい!!」
死に物狂いの必死の形相に…

その場にいた皆は凍りつき
蒼榮は必死に痕跡を残そうと、庭園の岩に掘り出した


任務内容を……


それから…

しのぶに見つけられ、全力で怒り倒され
後ろ髪を引かれながら任務へ行きました


カナヲ「またね」ぽつり←小さく手を振る


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