第13章 新たなる弟子達(でしたち)
こうして、小芭内の卒業と同時期に、新たな弟子入り
甘露寺蜜璃の鬼殺隊入隊という未来が決まった
1週間、炎の呼吸の系統に近いということを感じた恵土により、愼寿郎の元に行かされることとなる
そして小芭内と蜜璃の初対面……
小芭内の一目惚れ……
鏑丸が小芭内に噛み付くほどの取り乱しっぷり
そして……
蜜璃「きゃー!きゃー!きゃー!きゃー!// 」真っ赤
めっちゃ内心でも外でもはしゃぎまくっている蜜璃である…(遠い目)
その様子を見た恵土からの一言
恵土「お前等いつ結婚するんだ?」キラキラ微笑←一切の悪意も穢れも無い
ごっすう!!!
純粋無垢な質問に対し、小芭内は弾かれるように動いた
拳骨を脳天に叩き込み、床にめり込ませた
しのぶは一切止めなかった!
(側(そば)にいたが)
小芭内「早い!!!」
瞑目しこめかみにビキビキと血管を血走らせ、淡々と言い放った
魂の相性最高らしい(本人等に直でその場で伝えた)が
小芭内「関係無い!
人の恋路ぐらい本人達の好きにさせろ・・」ごごごごご
恵土「済みませんでした
本当にその通りだ、ごめん;」深々何度もお辞儀
小芭内「もうするな!」ぷりぷり
恵土「はい!;」たらーり
その後…
言われるまでも無く、意識し合うことになっていた……
最初の呼吸法と剣術のみ付きっ切りで回復してガンガン鍛える説明を受け
それ以外では全て
恵土「弟子で教え合うのがうちの主義だ
お前等二人でやってくれ」
小芭内「心得た」
恵土「にかあーっ!)
にひひひひひひひ」にやにやにやにや
小芭内(なんだか…いいように言いくるめられた気もしないでもないが……
まあいい…
利用できるものはなんでも利用して
蜜璃「伊黒さん…」くいっ←袖を引っ張る
小芭内「!//(どきっ!)
な、なんだ?//」
蜜璃「あのね…
その…ね……」もじもじ
小芭内「あ、ああ」頷く
蜜璃「ご飯処ってどこかしら!!?」
ぐううううううう←腹の虫が鳴る
蜜璃「ごめんなさいっ
私、我慢してたんだけどもう限界で限界で!」きゃー!←瞑目し恥ずかしそう
小芭内「先にお昼だな)
わかった、行こう」
蜜璃「はい!
よろしくお願いします^^」にこにこ
小芭内「………///」
どきどきどきどき
お互い、互いに惚れ合うまで、そう時間は掛からなかったという……
