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化身来華【鬼滅の刃】

第11章 新たなる来訪者(らいほうしゃ)





瞑目し、鼻高々といった様子のしのぶに…

義勇は目を丸くする一方で……


食事中(もてなし中)というのに、すっかり固まってしまっていた


恵土「お互い、実力は拮抗しているから
教えることは出来ると思う

剣術を身に付けてない内は…色々と言ってしまったがな^^;」

その言葉に…簡単ではないことを思い知り、時間が掛かることを義勇は予期していた

カナエが主として教えることとなり
それにしのぶが付き添い補佐する形を取っていた


掛けた言葉一覧

握りが甘い!飛ばされるぞ!!
振りが浅い!振り抜けえ!!
腰が高い!簡単な当たりで吹っ飛ぶぞ!!

身体をぶつけられるだけで吹っ飛ぶような未熟者が…
年端も行かない、体も膂力も無い十歳の子供が…
たった3か月で、全長330mの大岩を貫通したり斬り裂いたり、余波だけで半径2mの辺り一帯を吹き飛ばしたり、直径5mの足場を消し飛ばしたり、半径5mmのみに最大の威力と範囲を収め切ることが出来るようになりました


膂力をほとんど鍛えていなくてこれである
重りという名の全身金属繊維(最大20kg)はあったが…

実は渡された衣服は金属繊維で出来ていて、非常に重いものに徐々にしていっていたことも併せて、先んじて伝達された


当時のしのぶの膂力
(同年代での10段階表記)
瞬発力10
敏捷性9
持久力8
筋持久力7
筋力7
柔軟性8

ついでに言うと…
恵土は(以下同文)
瞬発力10
敏捷性10
持久力6
筋持久力8
筋力8
柔軟性7

以上である


要するに…
身体の扱い方次第で、技量だけで、威力はいくらでも調節可能という訳だ


奥義同士のぶつけ合いは、膂力を低い方の相手に合わせた上で行われる

寸分の狂い無く発することで
全くの同威力で拮抗し合い
最大の威力を最小の動きのみで発揮出来るのだ

それこそが風月流及び真月流の真髄(しんずい)とされている――


カナエに至っては…
手合わせ(手同士を合わせて押し合う行為)をし、
互いの膂力を釣り合わせ(しのぶは本気で、膂力が一番下の為)、
技量の釣り合う者同士のそれ(奥義同士の衝突)を行うこと(最後の修練、最終段階)は非常に容易かった

弟子同士で教え合うことを主軸に置いている為、恵土は間違いがあった際の修正で済ませている
後は凪の実践、威力補強、維持、常時展開、即時性


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