第10章 見送り(みおくり)
7月12日夏祭り、悲鳴嶼さんと師匠と出会う(両親が目の前で殺され蘇る)
7月27日悲鳴嶼さんと再会
7月31日試練を突破
8月1日師匠と再会
8月1〜15日道なき道の試練、第一段階突破(呼吸と剣術習得、比較的楽な道)
8月16日療養期間
8月17〜31日道なき道の試練、第二段階(最短50周マスター)突破
9月1〜14日道なき道の試練、合格(練度を完成、50周5分)
9月15〜18日休みを貰う
9月19〜30日木道の修練、合格
10月1日丸一日休む(泥のように寝て過ごす)
10月2日奥義のぶつけ合い、南の山(標高1800km)巡り
10月3〜31日奥義の練度を高める、風月流と真月流を完全に身に付け極める
11月1日奥義同士をぶつけ合い(風月流奥義をぶつけた直後に真月流奥義)、剣の技量が全く拮抗していることを証明する、免許皆伝を言い渡される
11月2〜14日夜明け、最終選別まで準備に勤しむ
夜明けから晩に掛けてゆっくり(体力温存の為、最終選別に備えて)、最終選別会場である藤襲山に向かう
11月14日晩〜15日夜明け、最終選別突破(全ての鬼が討伐されたから)
11月15日昼、帰宅
道中、姉も育手である花柱から直接許可を取り、私に付き添ってそのまま弟子入りした
山は天候が変わりやすく、南の山は特に変動が激しい
初雪は11月1日、しのぶが来てからちょうど3か月
カナエ「恵土さん、お話は聞き及んでいます
私を弟子にして下さい!!」
恵土「……へ?」
カナエ「任務に付き添わせ見取り稽古をさせたり
修練を沢山積ませたり
たったの3か月で
8月始めから11月始めまでで
ここまでしのぶを鍛え上げた腕を見込んで
お願いします!!」土下座
しのぶ「姉さん…流石にちょっと無理じゃ;」
恵土「いいぞ、やろう」
しのぶ「ええ!!?
いいの?」愕然
恵土「私は来るものは拒まず、去るもの追わずでやってるんだ
そもそもが……
耐えられる人がいなかったから……」ずううううん
その結果……カナエ姉さんまでこっちに来て、呼吸と技の練度を跳ね上げさせ、更に言うと例の修練も全てさせた
その頃には……同じ結果が出せるようになっていた
呼吸を既に身に付けているだけあって覚えも早く、ほんの一月半で全て突破してみせていた
ただ…すっごく顔色が悪くなっていた……;
