第3章 万引き友達〜相葉雅紀〜
孝俊「サンキュー、雅紀。助かったわ。」
雅紀「うん、全然いいよ。」
孝俊「あっ、そうだ。ジュースおご
ってやるよ。行こうぜ。」
雅紀「別にいいのに。まぁ、いい
や。ありがとう。孝俊。」
俺達は教室を出て廊下を歩いていた。
すると、孝俊が誰かとぶつかった。
孝俊「いてぇ〜。ぶつかってくんな
よ。いてぇじゃねぇか。」
えっ⁉︎今のは、明らかに孝俊の方が
よけないといけなかったよ。
しかも、ぶつかった相手は同じクラスの女子。
だけど、孝俊にそんな事を言えるわけがない。
ぶつかった相手は、しばらく黙った
ままだった。