第7章 教師としての日々、初めてのキス
嵐のような3月が終わり、ついに4月。
スーツは気持ちを引き締めてくれた。
結局あれから爆豪とも緑谷ともろくに連絡が取れていなかった。
会えるのが嬉しい反面、怒られるだろうなあと感じた。
いつもより少し早い時間に職員室へ向かう。
「おはようございます!」
「「「おはよう!」」」
挨拶を済ませて、相澤の隣のデスクへ腰掛ける。
「おはようございます、改めて今日からよろしくお願いします!」
相「あぁ、よろしく」
校長の少し長い職員朝礼の後、ついに新学期が始まる。
講堂に生徒を集め、マイクが壇上で喋る。
それが終わるとそれぞれがクラスへと向かう。
相澤とも準備してから教室へと向かった。
相澤の後ろを少し離れて着いていく。
教室の近くまで行くとドアはもう空いていて、ザワザワと声が聞こえてくる。
相「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」
手のジェスチャーで少しそこで待ってろと言われ、ドアの外で待つ。
中の声がうっすらと聞こえる。
相「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね。担任の相澤消太だ、よろしくね」
始めて相澤が先生しているところを目の当たりにした。
相「早速で悪いが、特例で副担任を紹介する。入ってこい」
そう聞こえたため、深呼吸してドアの目の前に立つ。
大きな扉をガラガラっとあけると、空気がピシッと固まった気がした。
爆「な"っ!?!?」
緑「へっ!?!?」
轟「は??????」
飯「!!!!!!」
力強く1歩1歩足を進め相澤の隣に立つ。
前を向くと、見知った顔が4人いて全員とても驚いている。
「副担任のです!上じゃなくて下の名前で呼んでね!よろしくお願いします!」
笑顔で挨拶を済ませ、ぺこりとお辞儀をする。
芦「えっ!やば副担!?」
葉「かわいすぎる〜!♡」
峰「さいっこうだぜ雄英高校!」
上「うっひょー!超絶美女お姉さん!」
とてもザワついていた。
相「静かに。早速だが体操服着てグラウンドに出ろ」
その一言で、空気は再び引き締まった。