第5章 第4章
「んっ、、はぁ、はぁ。………つーちゃんごめんね。気持ち悪いでしょ?べって出して」
さっきかけたはずのシャワーノズルをまた手に取って同じ目線になる様にしゃがみ込む秋くん
そんな事も気にせず私は手でお皿を作り口から秋くんの精液を吐き出した
すぐさま流そうとする秋くんを別の片方の手で止める
「………つーちゃん?」
「……わぁ!!精液ってこんな味なんだね!秋くんも舐めた事ある?」
「…いや、ねーよ」
いつものモードに入った事に気づいたのかちょっと低めに返された
そしてちょっとまた舌を出してぺろっと舐める
「えっ!やめた方が…」
「うーん。苦い!けど後味は甘味がある気がする」
「食レポ…」
次に鼻を近づけてくんくん匂いを嗅ぐ
「何かめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど。やめれないよね。」
突っ込まれるのはお構いなしで続ける
「匂いは……ここ石鹸の匂いが混ざって分かりにくい!ねぇ?秋くん!これ部屋に持って行っちゃだめかな」
「くっ、、、だめだろ」
ブハッと吹き出しながらそんな風に言われて
「あはは。つーちゃん。また今度あげるから今日は洗っておこう?ほら。うがいもしなさい!」
秋ママに怒られてしまった
ひと段落ついて一緒に浴槽に入って
何故かまた秋くんに寄りかかって秋くんは私を抱きしめる様にしていた
「…そういえば今日は食べてきたんだよね?夜飯」
「うん。そうなの。今度やる脚本の原作者の先生に会った後担当の人と。………あ、そういえば知ってる?小野和之先生!よくドラマの脚本とかしてるみたいなんだけど」
「あー。知ってるよ。俺も何回か小野さん脚本のドラマ出た。あと映画?は先輩も出てたかな」
「そうなんだ。そんな有名なんだ?私世間に疎いからなぁ」