第5章 第4章
「よく惚けてるから。、、顔ちょっと赤い時あるし。だから俺は心配で!!りんにね?聞いたらさ。『あー。あれ?えっちな妄想だよ♡可愛いよね。童貞のどちゃくそえろえろ妄想♡』って舌舐めずりしてたから」
知っちゃった。てへぺろ。みたいに言い出す始末
「……そこまで聞いてないです」
「うわっ、そーじゃん。ごめんなさい」
またやっちゃった。と頭をぽりぽりしてるたけちゃんに、はぁ。とため息をつく
「怒った?」
「…怒っては、、、ない。」
もうあなた達兄妹には完敗です
その後仕事がまだ山積みなので早々に家に帰ると秋くんがお風呂に入ろうとしていた所で、全裸でお出迎えしてくれた
イケメン全裸にニコニコと、お帰り。と言われる世界線
これもTLに使えそう。
こっそり心のTL資料フォルダーにしまい込む
「はーい。ばんざーい。つーちゃんも一緒に入るよ」
ばんざいと言われて無意識にさっきの手首を捕まえられた妄想が蘇ったけど秋くんはそれはそれは壊れ物を扱う様な手つきで洋服を脱がしていき
「丁度洗濯回そうとしてたから。つーちゃんナイスタイミング」
どうやらうちの家政婦様。手取り足取り全てやってくれるみたい
だってるんるんで洗い場に連れてかれて頭を洗ってくれてるから
「つーちゃんの髪って染めてない綺麗な黒髪だよね」
「そうかな?普段はぱっさぱさの箒みたいだけど」
枝毛だってちゃんとあるし
「そう?触ってるとさらさらで気持ちいいよ」
丁寧に洗ってくれる秋くん
それは多分時たまこうやって秋くんが洗ってくれているからだと思う
秋くんがきてから至れり尽くせりで
「ほーんと困っちゃうよな」
「何が?」
「秋くんがこうやって助けにてくれて。…次の仕事の時、前より魔窟化しそう」
あはは。と苦笑いしながら目を閉じてそう言うとボディソープを泡立ててふわっと肩に乗せられる