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意馬恋猿〜2人の距離〜

第2章 第一章



「お兄ちゃんの彼氏らしい。その編集長」

「へっ?、、はっ?、、…………へ?」

「なんかね、見られたらしい。部屋に置いてあった燕先生のネーム(絵コンテ)




驚きのあまり妄想しよう










(おい。なに部屋に入ってんだよ)

(なぁ。いっこ聞いてもいい?この絵コンテってさ?あれだよな?うちのつくね先生のじゃない?絵のタッチ変えてるけどさ。ネームは一緒だよな?)
編集長に迫られるりん兄

(え、、いやぁ?どうだろうな?)
アハハ。と誤魔化し笑いをするりん兄に対して舌なめずりしながらソファに押し倒す様に上に跨る編集長

(絶対吐かせる)
ピンっと乳首を弾いた後コリコリと舐ると




「おーい。また始まった?エロ妄想劇」







-完-
強制終了
椿脳内アダルト漫画








りんによって無理矢理現実に引き戻される


「お兄ちゃんはタチ?」

「…………ネコ」

あ、そう。と聞いてきたくせにさも興味ありませんがの様に返事をされる


「つーちゃんも凄いよね。その妄想力。まぁそのおかげでおじ日に出会えたんだけど」
嬉しそうに枝豆をつまみながらそう言うりんにハハッと力なく笑う

「まぁ、でも。TLかぁぁ。……たしかにつーちゃんのTL読んでみたいかも!」

「うーん。……でも今のところ夢のまた夢かな」
もう一杯飲もうと注文タブレットに手を伸ばす


「つまりは。つーちゃんが乙女的なシチュエーションに飢えてるがためにそこに妄想がいかないんでしょ?」
クリーンヒットを喰らわされて思わず心臓をおさえる


「どーせ。どーせ。彼氏なんて出来たことないですよ。私なんて一生おじさん描いてればいいんだ」
追加注文した酒が来ても心臓をおさえながらぶつぶつ呟いてる私を店員さんはギョッとした顔をして心配されたけどりんが、失恋して。とかなんとか絶対ありえない事を言ってのけていた



「失恋のしの字も経験ございませんよ」
新しくきた酒の3分の1を飲み干しつつそう言うが返事が全くなく急に静かになるりん。
スマホをぽちぽちいじった後、店員さんに個室ありますか?と聞いて



「よし!私が人肌脱ごう!!」
無理矢理立たされて連れていかれた


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