第4章 第三章
自宅
「ねぇつーちゃん。なんか宅配来てたよ?」
うちは宅配ポストと通常の郵便ポストに分かれてて
当然の様に家政婦しにきてくれてる秋くんが宅配ポストから何やらどでかい段ボールを見つけたらしくて抱えて部屋に入ってきた
「え、なんだろ。何も頼んでないはず……………げっ」
差出人を見てしかめ面で声をあげてしまう
差出人 足立たけし
「え、なに?もしかして怪しいやつ?持ってきちゃダメだった?」
なんだか心配そうな声の秋くん
「あ、いや。ありがとう。大丈夫だよ」
再度差出人を見て
仕方ないから開けることにした
「今回はなんだろ」
たけちゃんってろくな物送ってこないから思わずおっかなびっくりな手つきになってしまう。
だってさ!
パンツの話をしてたら
「Tバックのパンツって色んな種類あって描き分けるの結構大変」
って言ったら大量の変わり種パンツ送ってくるし(しかも女性用だけでなく男性用まで)
私が描くおじさんの話をしてたら
「おじさんってさ、一括りにされがちだけどタイプ振り分けはちゃんとしてるんだよ。わかる?」
って言ったら、色んなおじさんの大量の証明写真みたいなものとかおじさん柄のTシャツやら、ローマ字表記で[OJISAN]って書いてあるマグカップ。おじさんスクイーズやおじさんばっかりを集めたDVDとか
ほんっっっっっといらないものばかり(おじさんスクイーズは机に飾ってある)
そんな事考えながら恐る恐る段ボールを開けていく
それを秋くんは後ろから私の両肩を掴んで覗いてて
「え…そんな恐ろしい物でも入ってんの?開けない方がいいんじゃ
、、、って。………え、
まじか」
そこには明らかにえっちに使う系統のおもちゃがわんさか入ってて
オナホール、バイブ、ローター、電マ、ディルド、ペニバン。
アナルグッズにローション
絶対いらないだろ
特にアナルグッズ!!!