第3章 第二章
秋くんはそれから私の生活を一変するくらいサポートに周り
意外な事にえろえろ三昧な展開とはならなかった
心の中の私が、ちっ。と舌打ちした気がするのは気のせいにしておこう
仕事以外の時間は本当に家政婦として私の健康を守ってくれていた
「秋くんって。料理もできるなんて聞いてない」
「言ってなかったっけ?結構好きなんだよ。親友の家でしょっ中作ってる」
誰かの為に作るのって楽しいんだよな。と向かいに座って頬張る姿を見てなんだかこそばゆいものが全身に巡った気がした
私が仕事の間は秋くんは掃除から洗濯、お風呂掃除や料理まで
ついでに睡眠の時間まで管理してくれて
大変助かっていた
寝室
本日のノルマを済ませたら、ベッドで眠るまでのいちゃいちゃタイムをしたい!と秋くんに言われて一緒に布団に入る事になった
「秋くん。ありがとう。私この仕事始めて以来こんなに健康的に過ごせてる作業時間なかったよ」
「今まで良く生きてたな」
最もな事言われて苦笑いをすると腕を伸ばして抱きすくめられた
「つーちゃんの健康の為にも。もうちょっとここに居ようかな」
こちらこそ。お願いします。と抱きしめ返すと。
目を細めて近づいてくる美形を自然と受け入れるように目を閉じた
すると優しく触れ合う唇
「ん、。ふっぅ」
「上乗ってみて?」
そう言ってそのまま反転するように私を上に乗せる
「口。開けて」
素直に言うことを聞くと後頭部を優しく引き寄せて同じく口を開けたまま食べられるようにキスされた
「んぅう。んあ」
舌を引っ張り出すように絡め取られて
くちゅくちゅといやらしい音が寝室に響き渡るだけで既にお腹の奥がきゅんとひくついた
暫くそうしていると2人の混ざり合った唾液がこぼれ落ちて秋くんの口元を伝う
ゆっくり離れて秋くんは親指でそれを拭っていた
それだけでも絵になる秋くん
私の心臓は早鐘の様に鳴っていて
この後のどろどろになる事を期待してしまっていた