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意馬恋猿〜2人の距離〜

第2章 第一章



「秋くんも寒いでしょ?何か着れそうなの探すね」
そう言うと、あー。それは大丈夫。と言う秋くん



え?
なんで?

やっぱり続き?


そう思ってまた妄想の世界に飛び込みかける


「レッスン用に着替え持ってるから。ほら」
視線を下に下すといつの間にかズボンを履いてて

「今日汗かかなかったから臭くないとは思うけど」
そう言って鞄に入ってたTシャツの臭いを嗅いでからバサっと服を着た

「でもパンツはダメになっちゃったから乾くまで居てもいい?」
ヘラっと笑いながら頭を撫でられて頷く

さて。と言ってまた抱きしめられる


「その格好のままじゃまた襲っちゃいそう。着替えておいで」

「………ないの?」

「え?」

「続き」
見上げると少し罰が悪そうにして


「ごめんね?……俺、今日持ってないんだよ。コンドーム」


あ、そっか



そこで何故か担当田中さんの言葉を思い出した







(先生!青年誌のTLだからどちゃくそエロSEXシーンは最高です。…だけど基本生はなしです!)

(え、そうなんですか?)

(はぁ。、、先生この前私がお渡しした参考漫画読まれました?)

(はい。一応)

(ならわかりますよね?どのSEXシーンにもコンドームの影写があります。これ基本です!例外もたまにはありますが………)




-脳内再生終了-








「つーちゃん?大丈夫?、、ごめんね?足りなかった?」

「…」
脳内再生中に話しかけられて思わず頷く


「…買ってきたいけどパンツ無しじゃ心元ないから。、、また今度、って、つーちゃん?!」
突然立ち上がり裸のまま隅に置いていた箱を漁る私にびっくりして慌てて落ちた膝掛けを肩に掛けにくる


「とりあえず服着ようか。身体冷えちゃってるし、、え?ゴム?」
取り出したコンドームを私越しに見つけてフリーズする秋くん


「この仕事だと色んな会社さんからサンプルいただくの。、、ほら。これとか」
ごく一般的な物から、つぶつぶ、暖かくなるローションつき、早漏用極太、ニオイ付き、何故か7色のモノまで


「へぇー。面白いのいっぱいあんだな」
大量のゴムシリーズを興味深く見て

「あ、これは俺も使ったことあるよ」
極薄のゴムを渡された

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