第2章 第一章
キッチンのゴミ箱に缶を捨てて水道水を一気に飲む
「ふぅぅ。」
まさかこんなにもドキドキするとは
「この気持ち。超大事」
あっためて。あっためて。
そして創作に活かす!
TLよ!
待ってろよ!
体張ってやるから!!
謎の闘争心を燃やしてリビングに戻って
一気に絶望の道へ
「へ?……やあ!だ、だめ!!」
秋くんの手に取っていたものを思わず取り上げる
「………これってもしかして。、、、先生が描いたの?」
取り上げた物の第二巻を本棚から取り出してそう言われた
そう。それは正しく
「だらしなおじさんの異常な日常。」
絵、作つくね
「いや、でも先生は燕だし。でも燕先生のとランダムに並んでるから。……これって全部先生が描いたやつ?」
良い感じに(シースルー気味な可愛い布で隠してた大きめな本棚にずらー。っと並んでるのは秋くんの読みどおりのつくね、燕名義の作品をしまっていた
なんならおじ日より過激なアンソロジー系も多数混じってるし
「その顔の感じ当たり?」
これは、、といいながら適当に更に取り出してきたのは
「あ、それはっ」
「『強制絶頂館〜夫以外の巨根に負けた女たち〜』」
読み上げられて絶望感でいっぱい
終わった
私のTLの道は閉ざされました田中さん
ごめんね。りん。
1番の読者の貴女の願い
叶えられそうにないよ
「………あ、だからつーちゃんか!」
「へ?」
予想の斜め上すぎる感想を言われてホロリと流れ落ちそうな涙が引っ込む
「だから。燕(つばめ)、につくね。だろ?だからつーちゃん」
「あ、いや。本名が椿だから…ってそうじゃなくて!!」
綺麗めなノリツッコミをおじ日片手に披露してしまう
「いや、もう開き直るけどさ。そこに関しては何もないの?」
「、、あぁ。このエロ漫画について?………うーん。そうだな。、なんか腑に落ちたっていうか」
はて?
腑に落ちたとは?