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意馬恋猿〜2人の距離〜

第9章 第八章



「泥酔女」

「なにもそこまで言ってない」
あまりの衝撃にボソッと自分のあられも無い姿を一言にまとめると秋くんはまた困り顔をしていた


「とにかく!酒は飲んでも呑まれるなって言うだろ?つーちゃんはもう少し警戒心持って欲しい。……俺の身が持たねーよ」
そう言ってぎゅうっとされて





「……勘違いさせたかもしんないけどさ。俺、つーちゃんの事。本当に大切なんだよ。……信じてくれるかわかんないけど」



弱々しい声は




不安が感じ取れて



思わず抱きしめ返してしまう





「…………私にそんな事、、、、いいのかな。きっかけは酷いし。それにこんなにポンコツだし。」

ぎゅっと少し強まる腕


でも痛くなくて



「わ、私、、、エロ漫画家だし」

「うん」

「すぐ変な事言うし」

「ふっ、、、うん」
少し笑われる


「それに!!変なお願いしちゃうし」


「うん」


「なんか……秋くん、、、私の事、」





「好きだよ」




少し身体を離して見つめられる



「すき?」

「うん。…俺、つーちゃんのこと。すげー好きだよ。」


覗き込まれて



困り顔なのに

ちょっと笑ってて




胸がぎゅうっと締め付けられる





「泣いちゃうの?可愛い」
笑いながら涙を拭われて


あ、私泣いてるんだって気付いた



「あ、きくん」

「ん?」
優しく熱っぽい返事が返ってきて


また溢れ出す


「……いいの?、、、だって、わ、わたし。えっちだよ?」

「あはは。…大歓迎」

「すぐ妄想しちゃうし」

「後で聞かせて?それ教えてくれるつーちゃんも可愛いだろうから」
両手で涙を拭われながら両頬を押さえつけられて


ちゅっ。ちゅっ。と何度もキスされる


「つーちゃんがえっちな事も。ちょっとぽんこつなところも全部可愛いし全部好き……だから。どこにも行かないで?」

思わず目を見開く



だって



秋くんも泣いてたから





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