第9章 第八章
胸のドキドキが止まらなくて
また握ると
今度は手のひらて包み込む様にされて
なんだか泣きそうになる
まるで、大丈夫だから。って言ってくれてるみたいで
「なんだよ。なにか言ってくれます?………は?」
そして
「ちっ、、」
舌打ちしてて
「は?」
「ポスト?」
チラと振り向いて視線が絡む
ポスト?
そういえば、秋くんと離れてから確認してないな
というか。
普段から宅配用のポスト以外はあんまり確認しないかも
普通の手紙のポストはほとんど何かのチラシか勧誘ばっかりで
重要な事はメールで来るし確認するのは1ヶ月一回程度で
「…………はぁぁ」
「……え?」
突然頭を抱えてため息を付く秋くん
若干の困り顔をのせて…
「………」
難しい顔にかわる
え?!
一体なんの話をしているのか全くわからない
そしてその後また少し目を見開いて
すっとスマホを返された
既に電話は切れていて
「………あの、、秋くん?一体何を話してたの?」
見上げて尋ねるがまた「はぁ。」と小さな溜息
「………とりあえず。ちょっと待っててね。」
そう言って頭を撫でられて
あ、久々の感覚
ふわっと頭に乗せられた手が暖かくて
少し上がる体温
秋くんのちょっと待っててね。は本当に少しで
外に出たかと思ったらすぐに戻ってきて
「……あ!!私のパンツ!」
何故かパンツと、チラシを持って帰ってきた
「もしかして!ずっとポストに入ってたって事?…………あれ?、、っていう事は?………私、騙されてた?…………あー!!絶対揶揄われたんだ!」
「…………つーちゃん。とりあえずこっちおいで」
手を引かれてソファへ
「まず。……もうバーに行くのは禁止。俺とりん姐なら特別に良い事にするから」
ニコニコと
奥では笑ってなさそうな
そんな顔で秋くんの説教タイムが始まった
「……本当に。ごめんなさい」
「わかってくれたならいいけど」
そして
小野先生との会話を説明され
だんだん血の気が引いていく