第9章 第八章
そんな年末年始を過ごしていたら
あっという間に1/7
答えを出す日が来てしまった
どうしよう
どうしよう。と
あわあわする気持ちに整理をつけようと午前中から夜まで年末出来なかった分の大掃除まで初めて
夜が大分深けたところでソファで正座
スマホには小野先生の電話番号を押せばすぐにかけられる状態になっていて
その番号をずっと見つめる
受け入れてしまおうという自分と
ちょっと待ったをかける自分がいて
未だにもやもやと考えあぐねる
受け入れてしまえば
きっと小野先生とはお付き合い?みたいになるのだろう
小野先生はあの居酒屋の日から何だかんだで毎日少しではあるが連絡を取り合っていて
仕事の事もあるが、大半は何でもない世間話だったり
時々告白紛いの事を言われたり
一番この受け入れてしまいたいと思ったのは
「貴女がまだ以前仰っていた方を思ってるならそれでも構わないのですよ。私はそんな貴女も受け入れたいです。それに、契約。とは言いましたが、今はそれ以外にも貴女を求めていると思ってもらって構わないです」
一度リモート打ち合わせの時に言われたこの言葉でゆらゆら揺らいでしまっている情けない自分がいる
同じ職業で似た様な性癖?、そして私の思いまで尊重しようとする甘言
ぴょーんと飛び込むのは簡単なんだろうな(パンツ。引き換えにね!)
一方
秋くんのこの思いは中々消化出来るものではなくて
優しく抱いてくれる身体も
いつも撫でてくれる大きな手も
仕事の合間を見計らって甘えてくる声も
全部、全部
今でも鮮やかに残っていて
恋って
なんて厄介なんだ
でももう2度と戻ってくる事のない思い出に浸っていても……
なんてぐるぐる考えて
出した結論は