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意馬恋猿〜2人の距離〜

第7章 第6章



「それでですね。まだ足立さんには回っていないと思うのですが、話題が好評で話数が増えるみたいで打ち合わせを兼ねて夕食等いかがでしょうか?日程はそちらに合わせますよ。僕は今のところ立て込んだ仕事もないですし」

「あ、それなら私も今他をゆっくりにしているのでいつでも」

「そうなんですか………でしたら明後日はどうですか?足立さんには明日話が通ると思いますので」

「はい。是非お願いします」

「ふふ。良かった。この前ので警戒されてしまったらどうしようかと思っていました」

警戒?





あ!



「え、、あ、の!小野先生にそんなっ!」
思わず思い出して体温が上がる

「ふふふ。良かったです。では!明後日。また時間と場所連絡しますね?」

そう言って電話を切った





「ふぅ。、、ひゃっ!?」
一息ついたらいつの間にか戻って来てた秋くんに抱きしめられた


「びっくりした」

「…………」

「秋くん?」
何も言わずに抱きしめてくるから



思わず抱きしめ返す






「……聞く気はなかったんだけど」

「うん?」

「……口説かれてる?…小野先生に」

「え、、、。いや、あの、」
しどろもどろになる



「つーちゃん。……だめ。やっぱりだめだ」

「え?…っ」

突然食べる様なキスをされて


簡単にえっちな気分にさせられる



「んっ、、はぁ」

「つーちゃん、、んっ」

またあの時の目



射抜くような

でも切なげで




「ちょ、、んっ。、ちょっと待って!」
慌てて距離をとる

悲しそうな顔をする秋くん


「だめ」

「どうして?約束した」

手首を引っ張られて


また噛みつかれる


「あっ、、んぁ」

「はぁ。、、かわいー」

すぐそっちの世界に引き摺り込まれて


お腹の奥が秋くんを求めてしまう




「つーちゃん」
そのまま抱きしめられる




「……だめ。離して」



やっぱり最後に一回なんて



都合が良すぎる




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