第6章 5章
その後軽く二杯程度嗜みバーの前にタクシーを付けてもらい先に乗って良いからと帰る事になった
「小野先生。今日はありがとうございました」
「いえ。こちらこそ。とっても楽しかったです。また来てくれますか?」
「はい。打ち合わせも兼ねて。是非」
「おや。打ち合わせ以外はまだ誘われてくれないのですね。」
ニコッと爽やかに笑われて
「…えっと。………考えておきます。」
また少し熱が上がった気がして視線を外す
「ふふっ。…ではそれまで貴女の目にうつるように精進しますね」
頭を撫でられてそのままさっと頬を触られた
思わずビクッとするとまたクスクス笑われて
「うぅ、、小野先生!」
「はいはい。ごめんね?」
また思ってもなさそうに言われて
「じゃあ、また連絡します」
そう言われたので頭を下げてタクシーに乗り込んだ
自宅
「ただいまぁ」
玄関で秋くんの靴を見つけたからそう言うと
「お帰り」
そして
何故か抱きしめられてます
「秋くん?」
「………」
何も言わない不審な秋くん
「あの、、、聞いてる?」
ギュッとちょっと強くされたから多分聞こえてはいて
玄関から動けません
「…………………あー。よかったぁ」
「へ?」
一体何が?
「つーちゃん帰ってきたぁ」
「え?…う、うわぁ!!あ、秋くん!下ろして」
突然抱えられて
「えー。もうちょっと」
そんな風に言われてお姫様抱っこされる
そしてそのままリビングのソファへ連れてかれて
靴を脱がされる
「あ、あの。秋くん?」
「んー?」
なんか楽しそうに靴を脱がせて玄関にしまいに行った
なんか様子辺