第6章 5章
「えっと。………あ!、、私出不精で。…煮詰まったりしたら資料集めに外出するんです。それこそりんの現場にお邪魔したり。そうするとやっぱり外出するとストレスが溜まったりするんですが、、資料は集まるので。アイディアが浮かんできたり、、ってハハッ。これ答えにならないですね」
何言ってるのかわかんなくなってごくごくお酒を飲む。…意外と度数たけーな。これ。
本当の事は言えないからね
AV現場行けば
エッチなシーン見れるし
SEXすれば新しい妄想浮かぶし
それに、、、
なんかもやもや…たとえば秋くんとあの女性のあれこれの妄想
そんなのが意外と活動源になったりする
小野先生は純粋に聞いてくれるのに
ごめんなさい。
私煩悩だらけのどちゃくそアダルト漫画家なんです。
そんな事言えないからぐいっとお酒で流し込んでみる
「ストレスを溜める……新しい発想ですね。非常に興味深いです。つまり描く事がストレス発散という事ですか?」
思わず目を見開く
拙い説明だったのに…
「そうなんです!描いた後床見たら紙が散らかってて。あー。結構溜め込んでたなってなります。でも描き終えるとすっきりするんですよね」
「なるほど。それならちょっとお気持ちわかりますよ。描き切った時の爽快感が忘れられなくてまた新たな物語を作ってしまう」
うんうんと強く頷く。あれ。ちょっとフラッとするわ
♪〜♪♪
そんな時に秋くんから連絡が
少し席を外す事を断りお手洗いついでに電話を取る