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意馬恋猿〜2人の距離〜

第6章 5章



りんとはその後も2件目、3件目と飲み歩き

若干のへべれけモードで4件目に向かい、半個室みたいな居酒屋で飲んでいたら


「あ、、秋だ」
突然視線を移すので同じ方向に顔を向けると秋くんとあの女性が楽しそうに飲んでた

私からは少し見えるけど秋くん達からは丁度死角になってる位置なので気付いてはないみたい


「あー。あの人か」

「へ?」
どうやらりんは相手の女性を知っているみたい


「秋あんな感じでフリーな男でしょ?でも唯一の大事にしてる人いるんだよね。その人とは絶対他の女の子いるとこに飲みに行かないし。なんか家族?って言ってたけど。秋って兄弟居ないって言ってたから実際はどうなんだろうね」
そう言って暫くして、あ。とジト目になるりん

「あー、あれは家族というより。…ねぇ?」
見るとお互いの髪を触ったり、ハイタッチしたり。
飲み物をシェアして笑い合っていて


「やーっぱり。フリーな男なだけあるよね。あれで恋愛感情ないとか言ってるみたいだけど。もうこうなったら仲良い女全員あいつの恋人だわ」
ドクドクと臭い何かが湧き上がりそうなのをそっと蓋を閉じる


「…りん。ごめん。帰るわ」
突然立ち上がり身支度を始める私を見て、え?!とびっくりしながらも慌てて自分も帰り支度を始めるりん

「どうしたの?突然」

「うん。……なんか今。無性に描きたくなった。………めちゃくちゃえっちぃやつ」


闘志に燃える私を見てりんは、おぅ。頑張れ。と怯えていた







家に帰り、うわぁぁぁぁぁ!っとひたすら描き続けること数時間








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