第6章 5章
居酒屋
つくね名義の仕事が一旦ひと段落したところで
私はりんと居酒屋に来ていた
「よく生きてた!」
いつもの私を知ってるりんは比較的元気な私を見て大層驚いていて
「なに?なんかあった?美容に目覚めたとか?なんかつーちゃんめっちゃ身綺麗になってる!いつもこういう期間後のつーちゃんって人ならざる物って感じなのに!」
魔窟やら人ならざる物やら
一体今までの私って………
「まぁ、とにかく!一旦は一つ終わったんでしょ?後は?こっちの仕事だけ?」
「あ、、聞いちゃうんだ。……待ってましたみたいに担当さんがTLの相談してきました」
なぜこうも
仕事に追われる人生…
「嫌いじゃないけど…………一旦魔界に戻りたい」
「ホームシック」
苦笑いのりん
「一旦全部忘れてハメ外すってのもありなんじゃない?……ほら、旅行とか?、、いや。違うなつーちゃんの場合」
よくわかってらっしゃる
「……でも。温泉くらいならいいかも」
「えっ?!」
目を丸く……キラキラしてこっちを見た後りんはにまにましだした
「なにぃ?誰と行くのかなぁ?…さぁては。男できたな」
確信したかの様にニヤけるりんに、そういうことじゃなくて。と続ける
「TLの資料用にね。…あと単純に温泉後の日本酒」
「うわぁぁ!やめて!、、めっちゃ行きたくなった」
悶え苦しむりん横目に熱燗でも頼もうと店員さんを呼ぶ
そして頼んだ後りんは何かを思い出したかの様に、そういえば!切り出した