第2章 第一章
「…………セカンドヴァージン」
「ん?」
一言だけ発した私が気になったのか身体を離して覗き込まれる
「……初めてした以来です。、、、、痛くて。……でも
さっきのは気持ちよかった」
俯きがちにそんな事を口走ると、フッ。と抜けたような声が聞こえて
「…良かった。」
そこからは言葉なんてなくて
信じられないほど貪りあった
ゴムなんかないから挿入はできなかったけど
多分そんな事以上に気持ちがよすぎて
次の日目が覚めた時に秋くんは居なかった
そこら辺にあったメモ帳に「鍵はポストに入れておきます。ゆっくり休んでね。」と走り書きが置いてあって
「アフターフォローもばっちりかよ」
思わず独り言を呟いた
その後暫く創作意欲が爆発し担当もびっくりなほど仕事が捗ったのはもしかしたら初めての(絶頂)というものを経験したからかもしれない