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束縛の華と毒

第1章 没落した名家


「実に面白いお方ですね。ですがこの先のことは分かりませんよ。未来は予測不可能ですから」

バリエ男爵はリリアンヌの手にそっとキスをした。

「そうと決まれば早速、リリアンヌのお父上にご挨拶を。ご安心ください、決して危害を加えることは致しません」

バリエ男爵はリリアンヌの手を握り、古びた邸宅の中に入っていった。
この日から、リリアンヌの運命は大きく変わることとなったのだ。
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