第7章 USJ
爆「…」
病室には入って来た人物、それは爆豪であった。
爆豪は障子に支えられ、みんなが止めようとするの姿が目に入った。
緑「かっちゃん…!」
爆「何やってんだ…?おめぇ…」
「障子くんありがとう。でも大丈夫だから…」
は障子の手を解こうとするが、障子の力には敵わない。
上「おい繋原!」
切「さっき目ぇ覚ましたばっかなのに、先生のとこ行くって聞かねぇんだよ!」
切島は爆豪に説明した。
爆「バカかよ…てめぇは…」
爆豪は拳を握りワナワナと震えた。
も爆豪の怒っている様子に顔をあげた。
爆「てめぇはバカかって言ってんだよ!」
爆豪はズカズカとこちらへ来ると、の首根っこを掴み障子から取り上げベッドに戻した。
「っ…」
障「爆豪、繋原はまだ怪我を…」
爆「うるせぇ!こんな騒げんならもう平気だろ!」
「私先生のとこに行かなきゃ…」
爆「ちょっと考えてわかんねぇのか!今のおめぇに来て治してほしいなんざ先生は思っちゃいねぇ!」
「はっ…」
爆「先生が命懸けで戦ったのは、俺らを守るためだ!おめぇもそうだろ!ちげぇのか!先生を守るために、生きいてほしいから戦ったんじゃねぇのか!」
「そうだよ…だから…!」
爆「話を最後まで聞け!このクソ女!」
「なっ…」
爆「前に怪我を治すには膨大なエネルギーがいると言ったな。もしてめぇが今その体で相澤先生を修復したら、またお前は危なくなんだろ。そんなこと、先生は1番望んでねぇんだよ。」
「……」
(爆豪くんの…言う通りだ…)
爆「分かったら怪我人は寝とけ!クソっ!!」
爆豪は勢いよく部屋を出て行った。