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例外のヒーロー【ヒロアカ】

第7章 USJ




緑「繋原さん…」

蛙「すごいわ…」

峰「あいつ…すげぇやつじゃん…」


3人と轟の他にも戻ったメンバーは固唾を飲んでを見ていた。




相澤も、血の滲む視界での姿を捉えた。

相「やめろ…ッ……おい…やめろ……っ」

それでも、はゆっくりと起き上がった。
その目の炎は、まだ、消えていなかった。



緑「あっ…!」

蛙「!?」

峰「あいつまだ立ち上がるのかよ!?」



「……先生が……“戦ってる”のに……私だけ、終わってなんかいられない……!!」

その姿は、ボロボロだった。

は再び脳無との交戦を始めた。
するとそれを見ていた死柄木は呆れたように言った。

死「はぁ…めんどくさ。まぁオールマイトもいないことだし、最後の矜持に…」

死柄木は蛙吹を崩壊しようとした。

(まずいっ…こいつを相手にしてる今、あっちには行けない…!間に合わない…!)

その刹那、相澤が最後の力を振り絞り、死柄木の個性を抹消した。
デクもついに死柄木から蛙吹を守ろうとSMASHを死柄木へと向けた。

ほんの少し目を離してしまったは脳無の拳をまともに鳩尾で受けてしまった。

「がはっ…!!」

(息…出来ないっ…)

すると脳無はあろうことか死柄木の前に立ち、デクの攻撃を代わりに受けていた。

(ダメだ…勝ち筋が見えない…あんなに交戦したのに…あんな動けるなんて…)

は絶望しながらも這いつくばって、前に進んだ。

デクも脳無の圧倒的な力を前にし、動きが止まってしまった。

その時ーー
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