第7章 USJ
午後
相「今日のヒーロー訓練だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」
(なった…?特例なのかな…)
瀬「はい!何するんですか?」
相澤はrescueのカードを見せた。
相「災害、水難、何でもござれ。レスキュー訓練だ」
「レスキュー…」
(助けるってことだよね…出来るかな…)
テンションが上がる者、心配する者。
反応はさまざまだった。
相「今回コスチュームの着用は各自の判断でかまわない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた場所にあるから、バスに乗っていく。以上、準備開始」
デク以外の大体のものはコスチュームに着替えていた。
相変わらず峰田は鼻の下を伸ばしている。
峰「うわぁ…やっぱ最高だぜ!ヒーロー科!」
「いい加減にしなよ。目、分解するよ」
峰「わわわわぁ!またかよ!静かに近寄ってくるのやめろよな!」
「別に近寄ってない」
峰「そんなこと言って、もしかしてオイラのこと…」
「目より口の分解が先かもね」
峰「わ、分かったよ!おっかないやつだなぁ…」
そんなことを言い合っているとバスが到着した。
席は…
爆豪と隣だった。
爆「…ったく、おめぇかよ」
(私のセリフ…)
蛙「私、思ったことなんでも言っちゃうの。緑谷ちゃん、あなたの個性、オールマイトに似てる」
緑「えっ!?そ…そうかな…!?いやでも…あの、僕は…えぇっと…その…」
切「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねぇぞ??似て非なるあれだぜ」
緑「ほっ…」
切「しっかし、増強型のシンプルな個性はいいな!派手でできることが多い!俺の硬化は対人じゃ強いぇけど、いかんせん地味なんだよな」
緑「僕はすごいかっこいいと思うよ。プロにも十分通用する個性だよ!」
は小さく頷いていた。
爆「話してぇなら混ざってきたらいいじゃねぇか」
「え…?いやでも…ここから私の声届くか分からないし…」
爆「デケェ声出せばいいじゃねぇか。それに最初から届かねぇかなんてわかんねぇだろ」
(爆豪くん…なんかちょっと…印象変わったかも…)