• テキストサイズ

例外のヒーロー【ヒロアカ】

第6章 相応しき委員長


午後は他の委員決めが行われた。

八「ほら委員長。始めて」

緑「でっ…では…他の委員決めを執り行ってまいります…!」

デクは震えてガチガチであった。

緑「けど…その前にいいですか?」

八「え…?」

緑「委員長はやっぱり…飯田天哉くんがいいと思います!」

飯「なっ…」

緑「あんなふうにカッコよく人をまとめられるんだ…。僕は、飯田くんがやるのが正しいと思うよ!」

飯「あぁっ…」

切「俺はそれでもいいぜ」

飯「えっ…」

切「緑谷もそう言ってるし、確かに飯田、食堂で超活躍したしな」

上「あぁ。それに、なんか、非常口の標識みてぇになってたよな!」

「…私もいいと思う」

口数が少ないの発言に皆注目した。

「みんながパニックに陥って、冷静な判断ができなくなってしまう中で、飯田くんは正しい状況判断も、正しい対応も、ちゃんと出来てた。私はそういう人に、引っ張っていってもらいたいと思う」

飯「繋原くん…」

相「なんでもいいから早く進めろ、時間がもったいないぞ」

相澤はまた寝袋にくるまっていた。

(めんどくさいからって…もう)

飯田は立ち上がった。

飯「委員長の指名ならば仕方あるまい。以後はこの飯田天哉が、委員長の責務を全力で果たすことを約束します!」

切「任せたぜ!非常口!」

上「非常口飯田!しっかりやれよ!」

八「私の立場は…」

こうして、飯田が委員長を務めることになった。
その頃正門では…








校「どうしたら…ただのマスコミにこんなことができる?」

門がバラバラに崩壊していた。

校「唆した者がいるね。よこしまな者が入り込んだか、もしくは宣戦布告の腹づもりか」

この出来事は、少しずつ平和な日常が崩れ始めていく、そんな出来事だった。
/ 95ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp