第5章 戦闘訓練
オ「状況設定は…ヴィランがアジトのどこかに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか…核兵器を回収すること。ヴィランは制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえること」
緑(設定、アメリカンだな…)
(大丈夫そう。ルールは理解した。あとは力の調節だけ…)
オ「コンビ及び対戦相手はくじだ!」
飯「適当なのですか?」
緑「プロは他事務所のヒーローと急遽チームアップすることが多いし、そういうことじゃないかな?」
(ほぇ〜…緑谷くんは、なんでも詳しいな)
飯「そうか…先を見据えた計らい…失礼いたしました!」
オ「いいよ!早くやろう!」
デクとお茶子がペア、それと戦うのは爆豪と飯田。
は轟とペア、相手は切島と八百万、という形になった。
誰かが戦っている間はモニタールームで観戦することになっている。
最初のデクとお茶子ペアの戦いは、爆豪の暴走により一時はどうなることかと思われたが、デクの機転とお茶子の連携により、見事ヒーローチームのデクとお茶子が勝利を収めた。
そして次のペア、たちの番がやって来た。
と轟はヴィラン。
八百万と切島がヒーロー。
どちらも知能が高いだけに、注目が集まった。