第5章 戦闘訓練
オ「さぁ、戦闘訓練のお時間だ」
飯「先生!」
(飯田くんだったのか…顔隠されたらもう誰が誰だか分からないな…)
飯「ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか」
(そうだったんだ…)
オ「いや、もう2歩先に踏み込む。敵退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン出現率は高いんだ」
緑「あ…」
(へぇ…)
オ「監禁、軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会…真のさかしいヴィランは"屋内"に潜む。君らにはこれから、ヴィラン組とヒーロー組に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう」
蛙「基礎訓練なしに?」
オ「その基礎を知るための実践さ!ただし今度はぶっ壊せばオーケーなロボじゃないのがミソだ」
八「勝敗のシステムは、どうなります?」
爆「ぶっ飛ばしても、いいんすか?」
麗「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
飯「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
(よくみんなそんなポンポンと質問が出るな…私は話を理解するので精一杯だよ…)
青「このマント、やばくない?」
(青山くんはまぁ…私と同じレベルって思っていいかな)
オ「んんん〜聖徳太子!」
(ほっ…良かったオールマイトも分かってなさそう)