第13章 林間合宿
夕食を終えると、みんなは風呂に入った。
もちろん男子風呂では、峰田がまた変なことを企んでいた。
峰田は露天風呂の壁に耳をくっつけた。
峰「ほら、いるんすよ…きょうび、男女の入浴時間ずらさないなんて、事故…そう。もうこれは事故なんすよ…」
上「お前まさか…!」
飯「峰田くん!やめたまえ!君のしていることは!己も女性陣もおとしめる恥ずべき行為だ!」
峰「……やかましいんすよ…壁とは…超えるためにある!」
そう言うと峰田は自らの頭部から“モギモギ”をぺたりと貼りつけては、手際よく壁をよじ登っていく。
だがあと少しで登りきるというとき、ひょっこりと頭が現れた。
洸「ヒーロー以前に、人のあれこれから学び直せ」
峰田は洸汰に叩き落とされた。
峰「クソガキ〜!!」
落下した峰田は、止めに行った飯田の顔面にお尻から落っこちた。
一方、女子風呂側でもその一部始終を見ていた女子たちが、洸汰に声をかけた。
蛙「やっぱり峰田ちゃん最低ね!」
芦「ありがとー!洸汰くん!」
気が緩んだのか、洸汰の目線がふと下へ滑る。
ちらっと、女子風呂の光景が視界に入ってしまった。
洸「──うわっ!!」
その瞬間、バランスを崩した洸汰は勢いよく男子風呂側へ落下。
洸「うわあああああああ!!」
男子全員が叫ぶ中、1人の人物がスッと身を乗り出した。
緑「危ないっ!!」
そのままデクは湯船から飛び出し、宙から落ちてきた洸汰を両腕でキャッチ。
洸汰はそのまま意識を手放した。