第12章 期末テスト
(まずいまずいまずい…ここで私が何か言えば緑谷くんは…)
麗「お友達…じゃない…よね…?」
(そうだ…お茶子ちゃんに任せよう…よくよく考えれば、緑谷くんが自分の命惜しさに、死柄木に手を出さないはずがない…きっと何かで脅されてる…)
麗「手…離して…」
(ごめんねお茶子ちゃん、私口開いたら多分…余計なこと言っちゃう…)
緑「な…なんでもないよ!大丈夫!だから来ちゃダメ!」
すると死柄木はデクの首から手を離した。
死「連れがいたのかぁ。ごめんごめんじゃあ行くわ」
死柄木はこれ以上ない笑みを浮かべていった。
「っ…!!」
は戦慄した。
死「追ったりしてきたら、分かるよな?」
死柄木はそう囁くとデクから離れた。
お茶子はすぐにデクに駆け寄った。
は、動けなかった。
麗「デクくん!」
緑「待て、死柄木弔」
デクは去り行く背中に問いかけた。
麗「えっ!?死柄木って…」
緑「オール・フォー・ワンは何が目的なんだ?」
死「知らないな。それより気をつけとけな。次会う時は殺すと決めたときだろうから」
そしての横を通り過ぎる際、にも死柄木は囁いた。
死「お前のことも、いずれ迎えに行く」
「はっ…!!」
が振り返るともうそこに死柄木はいなかった。
お茶子の通報により、ショッピングモールは一時的に閉鎖。
区内のヒーローと警察が緊急捜査にあたるも、結局死柄木は見つからなかった。
話しかけられたデクとは警察に連れられ、事情聴取を受けたのだった。