• テキストサイズ

例外のヒーロー【ヒロアカ】

第11章 職場体験


何度目かの仕掛けと反撃――
は肩で息をしながらも、気配を読むことに集中していた。

夜の風が吹き抜ける中、エッジショットはふと手を挙げた。

エ「……今日はここまでだ」

「……はい」

エッジショットはの顔を見て、静かに言った。

エ「悪くなかった。特に最後――間合いの取り方は合格点だ」

は、少しだけ目を見開く。

エ「よく集中していた。……もっと無駄が削げれば、より鋭くなる」

「……ありがとうございます」

自然と、胸の奥に何かが灯る感覚があった。

エッジショットは、微かに目を細めると、淡々と告げた。

エ「……腹、減っただろ」

「……え?」

唐突にそう言われ、は一瞬きょとんとした。

エ「付き合え。訓練の後は、食事も仕事のうちだ」

そう言って、彼は歩き出した。
は、慌ててその背を追った。



向かったのは、小さな蕎麦屋だった。

エッジショットは無言で暖簾をくぐると、窓際の席に座った。

も向かいに座る。

「あの、エッジショットさんって、こういうお店……よく来るんですか?」

エッジショットは熱い湯呑を手に取り、静かに言った。

エ「落ち着ける場所が、ひとつはあった方がいい」

「……はい」

しばらく沈黙が流れた。
だが、不思議と重苦しくはなかった。

注文した天ざるが運ばれてきたころ、エッジショットがふと口を開く。

エ「……お前、相澤のこと、どう思ってる」
/ 164ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp