第11章 職場体験
相「……人の心配もいいが、自分のことも考えろ」
相澤が静かに言った。
「あぁ…はい……」
相「で?職場体験、決めたのか」
「……まだ、です」
相「はぁ……」
相澤は机に指名リストを広げた。
相「……少し見せろ」
はリストを差し出した。
相澤は目を通すと、一つの名前を指でトントンと叩いた。
相「エッジショット――ここにしろ」
「……エッジショットさん、ですか?」
相「ああ。潜入・機動・情報戦に強く、冷静で無駄がない。お前みたいに冷静に戦況を読む奴には向いてる。“分解・修復”の個性も応用が利くタイプだ。そいつと組めば、今よりもっと活かせるはずだ」
は目を見開いた。
「……そっか」
相「それに、俺じゃない“大人”から学ぶのも悪くない」
は、ほんの少しだけ微笑んだ。
「……はい。そうします。エッジショットさんのところに行きます」
相「よし」
相澤は小さく頷いた。
こうしてはエッジショットの元へ職場体験に行くことが決まった。