第11章 職場体験
相「さて、全員のヒーロー名が決まったところで、話を職場体験に戻す。期間は1週間。肝心の職場だが、指名のあった者は個別にリスト渡すから、その中から自分で選択しろ。指名のなかった者は、あらかじめこちらからオファーした全国の受け入れ可の事務所40件。この中から選んでもらう。それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる」
ミ「例えば13号なら、対ヴィランより、事故、災害などの人命救助中心…とかね」
相「よく考えて選べよ」
A組「はい!!」
授業が終わるチャイムが鳴った。
切「俺は都市部での対凶悪犯罪!」
蛙「私は水難に関わるところがいいわ。あるかしら」
相「今週末までに提出しろよ」
瀬「あと2日しかねぇの!?」
相「効率的に判断しろ。以上だ」
相澤とミッドナイトは教室を出た。
「…」
(どうしよう…こんなにたくさん指名が来てるけど…私どこがどんな事務所かなんてさっぱり…)
は昼休みになると相澤の元へと向かった。
コンコンッ
「失礼します」
は相澤のいる机に近づいた。
「先生」
相「なんだ」
「私、職場体験どうしたら…」
相「どうもこうも、さっき言ったろ。自分が行きたいとこを決める。それだけだ」
「でもっ、私どこがどんな事務所かなんて分からないし…」
相「自分で調べろ。それも理解する方法の一つだ」
「こんなにたくさんあるのに…」
相「いいか?お前は数多くいる生徒の中から選ばれたんだ。ここに書いてある事務所はお前を選んでくれた事務所だ。お前もちゃんと向き合うのが筋ってもんだろ」
「…」
相「それにその中には、他のやつが喉から手が出るほど欲しがった指名が含まれているかもしれないんだぞ」
は顔を上げた。
相「お前がちゃんと向き合って選ぶのが使命でもあるんだ」
マ「指名に使命を感じろ!なんつって」
相澤はマイクをぎろりと睨んだ。
相「はぁ…。ともかくまだ時間はある。そう焦るな。」
相澤が席を立とうとすると、が呼び止めた。
「先生」