第10章 名前をつけてみよう
相「この結果を踏まえ、指名の有無に関係なく、いわゆる職場体験てのに行ってもらう」
緑「あ…職場体験?」
相「あぁ。お前らはUSJんとき、一足先に敵との戦闘を経験してしまったが、プロの活動を実際に体験して、より実りある訓練をしようってこった」
「それでヒーロー名か…」
麗「俄然楽しみになって来た!」
相「まぁそのヒーロー名はまだ仮ではあるが適当なもんは…」
するといきなりミッドナイトが教室に入って来た。
ミ「つけたら地獄を見ちゃうよ!」
上鳴、瀬呂、峰田はテンションが上がった。
ミ「学生時代につけたヒーロー名が、世に認知されそのままプロ名になってる人多いからね!」
A組「ミッドナイト!」
(まるでシャララランって効果音が聞こえてきそうな、すんごい色気…相澤先生もミッドナイト先生みたいな人が好きなのかな…)
相「ま、そういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのできん。将来自分がどうなるのか、名をつけることでイメージが固まり、そこに近づいていく。それが"名は体を表す"ってことだ。"オールマイト"とかな」
言い終えると、相澤は寝袋にくるまった。
(うん、大丈夫そう、さっきの心配はないな。それにしても名前か…どうしよう…)
前からフリップが渡され、は一生懸命英語の辞書を引き始めた。
相澤は眠っていたが、チラッとその様子を見て、フッと笑った。
ミッドナイトはギョッとした顔で相澤を見た。
相「…なんだ」
ミ「い、いえ、別に…」
ミ(あの相澤先生が笑うなんて…今夜は雪かしらね)