第1章 買う
「んん……ぅ………は、」
咥えきれない部分も横からしっかりと
唾液で濡らされていく。
根元、裏筋、カリ、鈴口…
ぬるぬると舐めあげられ
どんどん快感を与えてくる。
「ん…んちゅ……んぅ……。」
「………ッ、はぁ……。」
思わず吐息が漏れて、少年の頭を掴む。
こんな若いのに、どこで仕込まれてるんだ。
「………ぷは、」
少年が口を離すと、
肉棒はすでに天を向いていた。
唾液に塗れたそれは、少年を求めている。
少年は1回だけこちらをちらりと見て、
口に咥えて律動を始めた。
入らない根元には手を添えられて、
片手は玉を転がされている。
「……んぐ、んぐ、んぅ…。」
少しずつ律動が早まり、口淫を進めていく。
勿論根元までは入ってないけど、
少年は的確にオレさまを刺激してくる。
ぬちぬちという音が、部屋に木霊した。
「……足りねえ…ッ、」
別に興奮してるわけじゃない。
ただ、性欲発散には良いってだけだ。
少年の頭を掴んで、
ぐっと一番奥に押し込む。
「が、は………っ」
少年の嗚咽も無視して、
がんがんと奥に責め立てた。
喉奥に先が擦れて、突くたびに快感となり、
牡の情動が、抑えきれない。
絶頂は、すぐ、そこまで来ていた。
「ーーーッ、」
そのまま精を吐き出す。
喉奥に流し込むと、
少ししてからごくん、と喉が鳴った。
「はぁ…飲むのも手馴れてんのな。」
「が、げほ、げほっ」
性欲を出し終わった肉棒を引き抜く。
口から離すと、
とぷり、と精液が漏れた。
少年の口の周りは唾液に塗れている。
「…………げほ、」
しかし、少年はまた
オレさまの腰に手を這わせる。
舌を出して、棒を舐め始めた。
「へぇ、掃除も出来るのか。」
オレさまの言葉が聞こえてないのか、
少年は黙って行為に集中している。
「んっ…んんっ…」
精液に塗れた肉棒が、
少年の舌に舐め取られていく。
最後に先だけを口に含まれて、
じゅるじゅると鈴口に残った
精液を吸い取ると、
ちゅっとリップ音を立てて離された。
その光景一つひとつに
また情動が起きる。