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キバナさん 男娼を買う

第4章 探す







 「はぁ……。」
 
 腰を引くと、精液とローションに塗れた肉棒が
 だらん、と垂れた。

 「ほら、」
 
 それを少年の口元に差し出すと、
 迷いなく掃除を始める。
 さっきまで自分の穴に入れてたモノなのに、
 健気なもんだな。

 「ん、んん…ぅ……。」

 「そっちも扱いとけよ。今日はもう無理だ。」

 「う、んん、ん…。」

 少年は、空イキしても、射精は出来ていない。
 オレさまがそう言うと、
 少年は扱きながらオレさまへの奉仕を続ける。

 「ふ、は……んん、ぅ、」

 たまに甘い息を吐きながら、舌で雄を舐め上げる。

 「ちゃんと綺麗にしろ。」

 そう言うと、
 少年は懸命に舌を這わせていく。
 竿だけじゃない。玉、茂みの間まで。
 汚れたところを全部舐めとっていく。

 「ん、ん……。」

 べろべろに舐め終わって、満足したらしい。
 オレさまのモノから手を離し、
 少年がオレさまを見上げた。
 
 片手はゆるく少年の自身を持ったままだ。
 出してもいいかどうかは、オレさまが決めている。

 「イきたいか?」

 「…はい…。」

 「あっそ。我慢してれば?」

 「……………お客様…。」

 へらへらと笑うと、
 少年がむすむすと怒り始める。
 

 「わかったって。イけよ。」

 「………ん、んっ、ぁっ…」

 オレさまの言葉に少年がさらに自分を慰める。
 イク、イク、と目を瞑って快感に溺れている。

「い、いくっ…出しちゃ、ぁ、あっ!」

「出せよ。ほら。」
 
 しゅっしゅっと扱く音がしてから、
 びゅっと精液をシーツの上に散らした。
 ぁ、と小さい喘ぎ声が聞こえる。

 「ひぁ、ぁ、ああっ!……ーッ、ぅ……。」

 まだ射精の感覚に慣れていないらしい。
 身体を反らしてから、がくりと肩を落とした。



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