第9章 リード
「…落ち着いたらでいいから、掻き出して来いよ。」
「はい…。」
キバナさまに返事をして、
もう一度ベッドに身体を沈める。
前立腺をめいっぱい攻められながら手コキ…
最高だった…う…初めてだ、あんなに…良かったの。
はぁ…とキバナさまが
ペットボトルの水を飲んだ。
「ほら、飲んどけ。」
「……いえ…。」
「バカ。あんなけ喘いだら喉渇くだろ。」
無理矢理ペットボトルを渡されて、
水を口に含む。
2口くらい飲むと、
キバナさまに返した。
そんなことより、身体が動かない…。
「シャワー浴びてくる。」
「は、い。」
「ここにいろ。」
「…はい。」
キバナさまがガウンとタオルを手に
シャワー室に向かっていった。
寝室に1人になり、
ふらふらと腰を立たせる。
僕にはやることがある。
キバナさまが戻ってくるまでに、
部屋を整えなければならないのだ。
「………ッ…。」
いつまでも寝ていられない。
体を叩き起して、
ティッシュケースを手に取った。
まずは自分の体を拭いて…ナカは…零れない程度に。
ちゃんと掻き出すのは、シャワー浴びる時でいい。
「う…拭ききれない…。」
最近出してしまう量が増えた気がする。
べとべとに濡れた自分のお腹を拭いた。
精通したのが、かなり前に感じる。
「もう、いいや…。」
どうせ服は全部洗濯するんだから。
簡単に拭いて、そのまま服を着た。
液体が絡んで服がくっつくが、
気にしている時間は無い。
自分の体よりも、汚れてるものを片付けなければ。
「シーツ、全部変えなきゃ…。」
液体でべとべとに汚れたシーツを捲った。
するすると手でシーツを捲り、
マットレスに敷いてあったタオルを取る。
実は、初めて寝室で抱かれた時に
僕が出しすぎて、
シーツから溢れてしまい
マットレスを少し湿らせてしまった。
跡は残らなかったが、
その時にマットレスまで染みていたらと考えて
ぞっとした。
それからは、キバナさまに
内緒でタオルを敷くようにしている。
タオルを確認すると、
やはりぐっしょり濡れていた。
キバナさまが僕を責め立てるからだ。
あんな、前も後ろも…。