第13章 スーパーヒーロー 國神錬介
『んあっ…あっ、れ、んく…あっ//』
俺の下で甘い声をあげるエマが可愛くて仕方ねぇ…
理由はどうであれ、俺が遅れたせいでエマは襲われたのだ。
エマを襲ったアイツらを俺は許さねぇ。
エマがいなければ、半殺しにしてた。
それくらい俺はエマのことを愛してる。
あんな事があったばかりだ。
ほんとはこんなことするべきじゃねぇ…
それは分かってる。
でも…
『錬くん…さっきの感触がずっと消えないの…お願い…忘れさせて…』
顔を真っ赤にして、瞳を潤わせるエマ…
好きな女にそんな事言われて待てが出来るわけがねぇだろ。
俺はエマを横抱きにして、そのまま家に連れて帰った。
家族は全員祭りに出かけてる、帰りは遅くなるって言ってたから好都合だ。
俺の部屋に着くなり、エマをベッドの上に座らせもう一度確認した。
エマを怖がらせたくねぇから…
それに正直今日は加減ができねぇかもしんねぇ。
普段と違い浴衣姿だし、髪を結い上げて軽く化粧をしてるエマが可愛くて堪らねぇからだ。
今ならまだ我慢ができる。
エマの答えに俺のモノはドクンと脈打ち、主張を始めた…
エマの存在を確かめるようなキスから始まり、今では互いを求め合うようなキスへと変わる…
そっとエマの胸を揉みしだけば、甘い声をあげるエマに内心ホッとした。
正直ここで拒否されたら結構…いや、かなりショックだからだ。
「ッ!…(美味そうだな…)」
髪を結ってるせいか、やけにエマの首筋が目に入った。
白くて細い首…
俺は吸い込まれるように彼女の首筋に吸い付いた。
赤く浮き上がる印に優越感が生まれた…
エマは俺の女だって主張してるようだからだ。
ピクッと身体を震わせて甘い声をあげるエマ…
エマの反応に味を占めた俺は無我夢中でエマの肌のあちこちに吸い付いた…
エマは俺の女だ…