第11章 ❁甘い誘惑 士道龍聖
『ッ!龍聖くん…?』
「ごめん、エマちゃん。俺、エマちゃんが初めて本気で好きになった子なんだ。だからすげぇダセェけど大切にしたくて…」
俺の言葉に目を丸くして、頬を赤く染めながら安心した表情をするエマちゃんを俺は抱きしめた。
エマちゃんから誘ってきてくれた理由を知ってすげぇ嬉しかった。
だって妬いてくれたってことだろ?
そりゃ嬉しいに決まってんだろ!
「俺だってエマちゃんとエッチはしてぇよ?でも無理はさせたくねぇから…ッんっ‥エマちゃん?」
でも無理はさせたくねぇ…って言おうとしたけど、エマちゃんにキスされて言えなかった。
初めてエマちゃんからキスされたことにびっくりした俺…
そんな俺にエマちゃんは…
『龍聖くん…私は龍聖くんとエッチしたい…だめっ?』
「なっ!///」
甘い誘惑をしてきた。
いつもすげぇ可愛いけど、一段と可愛いエマちゃん。
真っ赤な顔、うるうるした瞳、甘いエッチな匂いを漂わせたエマちゃんに俺の僅かに残ってた理性はぶっ壊された…
ドサッ
『きゃっ…//りゅーせいくん…?///』
「エマちゃん…すげぇ好き…」