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エゴな彼らと甘いお話【ブルロ短編R18】

第9章 やきもち 凪 誠士郎


保健室にエマを連れ込み、ベッドへ押し倒した。

顔を真っ赤にして俺を見上げるエマが可愛くて堪らない。

無意識に自分よりもレオのことが好きなのかと聞いていた。

『そんな訳!…何でそんなこと聞いてくるの?』

俺の言葉に驚いたエマはどうかしたのかと聞いてきた。

俺は素直に答えた。

エマは名前…?っと首を傾げた。

なんのことやらというような顔をするエマにちょっと腹が立った。

「レオのこと名前で呼んでるじゃん…」

っとムッとした顔をわざとして言ってやれば、エマは瞳を大きく見開き…

『凪くんもしかして…嫉妬してくれてるの?//』

エマの言葉が頭の中で響いていた。

嫉妬…?

ああ、これが嫉妬なんだ。

エマの言葉が胸にストンと入ってきた。

まさか自分が嫉妬するなんて…

嫉妬って感情はめんどくさい…でも無視はできない。

だってエマはレオにだって譲れない。

だから…

「うん、凄ぇ嫉妬した。だから…」

『ふぇ!?//』

俺の言葉にエマは顔を真っ赤にして驚く。

その表情が面白くて俺は言葉を繰り返した。

「だから…今ここでエマとセックスしたい」

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