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ヒロアカ〜短編集〜

第10章 幼なじみ【爆豪】





私のこと
妹としてしか見てないんだろうな。



わかってる。わかってるのにーー


「......かっちゃんのこと
ずっと前から好きなのに」



それから
かっちゃんと話す機会は自然と減っていった。




同じクラスじゃないし




それに私は
距離を置こうと決めたのだ。



これ以上、かっちゃんの優しさに
期待しちゃダメだって。




近くにいると、胸が痛くなるから。



だから、
廊下ですれ違っても目を逸らした。




購買でかっちゃんを見かけても
列に並ばずに教室に戻った。





それだけだったのに。




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