第4章 声出すな。.....バレんだろ【爆豪】
2年生の修学旅行。
夜の宿舎には、期待と眠気と
ほんの少しのスリルが混ざっていた。
先「女子部屋と男子部屋、
しっかり分かれて寝るようにー!」
先生の注意に「
はーい」と適当に返しつつ
こっそり男子部屋の襖の前に立つ。
中には、爆豪勝己。
爆「......来んの遅えよ、バカ」
「ご、ごめん......
見つかりそうで、めっちゃ緊張した.......!」
爆「チッ、入れ。とっとと布団の中入ってろ」
そのままズルズルと引っ張られて
ふたりでひとつの布団の中へ。
顔が近い。いや、近すぎる。
「......ねえ、
先生に見つかったらヤバくない?」
爆「だったら黙ってるっつってんだろ」
「うっ.....!」